山手 正史

慶應義塾大学法科大学院 教授

 グラディアトル法律事務所 弁護士

私はこれまで40年近く、会社法、商取引法、国際取引法を中心に商法学の研究に携わってまいりました。

多くの先生方や友人から賜った学恩に報いるため、これまで培ってまいりました研究蓄積を、教育の場だけでなく、現実社会に還元するべく、このほど弁護士としての歩みを進めることにいたしました。

 

さて、われわれの日常生活には、日々新たな法的問題が生じます。

また、従来からある問題についても、先例が現行法のもとでも通用するのかということを常に検証しなければなりません。

 

たとえば企業法の分野では、2005年の会社法制定前の先例が同法制定後においても妥当するのかということです。
法律問題の多くは、先例をひもときながら、経験と交渉力によって解決できますが、とりわけ企業をとりまく法は頻繁に改正されるため、一筋縄ではいかない案件が多々あります。
弁護士や会社の法務部職員である友人や教え子などから、私もしばしば法律の相談を持ち込まれますが、そのほとんどは先例がないか、先例があっても前提となっている法状況が変わっている案件についてです。


他方、判例集に搭載されている判決を眺めておりますと、「弁護士さんがこれこれこういう法的根拠ないし理論構成で主張すれば勝てたのに」と思う事例にたびたび遭遇します。


すなわち、法解釈ないし法理論構築にかけては、法律学者の出番であると私は考えています。
弁護士としてのキャリアを積み重ねてこられた弁護士さんにしかできない仕事もあれば、法律学研究者として研鑽を積んできた者にしかできない仕事もあるのではないかということです。

 

私の40年近くに及ぶ研究蓄積を駆使して、みなさまのお役に立てることを願っております。

 

企業法務・渉外法務をはじめ、あらゆる法律のご相談、顧問のご依頼など、幅広く承っております。

お問い合わせ、ご依頼は、東京・新宿のグラディアトル法律事務所までお願いいたします。


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2016.10.28      CISGの判決例を更新いたしました  NEW